- テレビ初放送!「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
- 賛否両論のジョーカー2だけど、ミュージカル映画好きはぜひ見てほしい
- ちなみに筆者はジョーカー・フォリ・ア・ドゥはミュージカル映画だとは思いませんでした
- おわりに
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テレビ初放送!「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」
2024年10月に公開された「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」がテレビで初放送されるとのこと!
👇ヤフーニュースへのリンク(外部リンク)
BS10スターチャンネルで7月に放送!
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」は、2019年に公開されかなり話題となったホアキン・フェニックス主演の「ジョーカー」の続編であり、この続編の方にはレディー・ガガも重要人物として出演しています。
賛否両論のジョーカー2だけど、ミュージカル映画好きはぜひ見てほしい
前作ジョーカーの評判が良かったのに対し、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」は賛否両論という感じです。
最低の映画に賞が与えられる「ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)」にも、ジョーカー:フォリ・ア・ドゥは最低作品賞をはじめ複数部門にノミネートされています。(そのうち最低スクリーンコンボ賞は受賞)
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥへの批判の一つとして、作中で歌が歌われる場面が沢山あるため、それに対する拒否感や戸惑いなどが生じた、という感想を見かけることも多いです。
筆者はミュージカル映画好きで、ジョーカー:フォリ・ア・ドゥをミュージカル映画として楽しんだわけではありませんが(筆者はこの映画をミュージカル映画だとは思いませんでした。詳しくは後述)、
ミュージカル映画好き(特に古いミュージカル映画好き)として大変見ごたえのあるシーンがありました。
というか、そのミュージカル映画好きに嬉しいシーンがあることを知って、前作ジョーカーを見たこともなかったのに、映画館へ行きました。
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」には、1953年公開のMGMの、フレッド・アステア主演のミュージカル映画「バンド・ワゴン」が重要な要素として出てくるのです!!
👇こちらが「バンド・ワゴン」のポスター。このポスターもジョーカー2の劇中に登場します。

"Copyright 1953 Loew's Incorporated", Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
ポスターが登場する他にも、バンド・ワゴン要素はいっぱい!!
まず、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」の英語版のキャッチコピーは「The World is a Stage」。
これは、バンド・ワゴンの主題歌である「That's Entertainment」という曲のサビ部分のフレーズです。
(シェイクスピアの『お気に召すまま』の有名なセリフ、「All the world's a stage」の引用だとする意見も多いですが、バンドワゴンのザッツ・エンタテイメントの歌詞の方を引用しているはずだと私は思います)
👇バンドワゴンの「That's Entertainment」(違法アップロードでないトピックチャンネルの動画です)
また、この楽曲「That's Entertainment」は、作中でレディー・ガガ演じるハーレクインによって歌われるシーンもあります。
👇ジョーカー:フォリ・ア・ドゥの「That's Entertainment」のシーン(ロッテントマトのチャンネルの切り抜きです)
さらに、作中で登場人物たちが映画を観るシーンがあるのですが、そこで鑑賞されているのも「バンドワゴン」!!!
映画館ではバンドワゴンの映像をスクリーンで見られて大変感動しました。
👇流れるのはやっぱりこの「That's Entertainment」のシーンあたり
こんな感じでバンドワゴン要素いっぱいのジョーカー:フォリ・ア・ドゥですが、
他にも、1950年のミュージカル映画「サマーストック」でジュディ・ガーランドが歌った「Get Happy」という曲を歌うシーンがあったり、
👇ジョーカー2のその場面
👇サマーストックのジュディ・ガーランドによる「Get Happy」
1937年のフレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの映画「踊らん哉」の劇中歌である「Slap That Bass」が流れたりと、
古めの名作ミュージカル映画の要素が盛りだくさんですので、筆者のようにそういうのが好きな方には「絶対とは言わないけどよければ一回見てみて!」程度におすすめできます!
ちなみに筆者はジョーカー・フォリ・ア・ドゥはミュージカル映画だとは思いませんでした
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥは劇中で歌が歌われることが多いですが、筆者はミュージカル映画であるとは思わず、「歌の多い映画だ」という感想を抱きました。
そう思った理由について詳しくはコチラ👇の過去記事に書いているのですが、
ここでも簡単に述べると、
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」では、現実シーンの合間に妄想シーンが挟まれて、その妄想シーンで歌が歌われるというような演出がなされています。
一方、一般的な多くのミュージカル映画では、「歌っている場面もその映画作品の世界の中の"現実"」なのであります。
この点と大きな異なりを感じ、私は「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」のことはミュージカル映画だとは思いませんでした。
おわりに
テレビで初放送される「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」。
個人的にはミュージカル映画だとは思いませんが、バンドワゴン要素をはじめ、ミュージカル映画好きとして嬉しい場面が多くある映画なので、ぜひミュージカル映画好きの皆さん、見てみてくださいね!
お読みいただきありがとうございました!
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