※この記事には2025年のディズニーの実写版映画の「白雪姫」及び1937年のディズニーのアニメ映画の「白雪姫」の内容のネタバレを含みます。ご注意ください。

はじめに 全体としては「好きではなかった」が、すごく良かったところも!
実写版の「白雪姫」を映画館に観に行ってきました!
日本語吹替版で鑑賞。
X等で批判の声も多く出ている本作ですが、私も全体的な感想としては「あんまり好きじゃない」というのを抱きました。
しかし、部分部分で見ると、良かったところ・素晴らしかったところも存在!
この記事では、そんな実写版「白雪姫」の、個人的に良かったところ・あんまりだったところを紹介していきます!
実写及びアニメ版の「白雪姫」の内容にガッツリ触れているので、ネタバレが嫌な方はご注意ください。
筆者の、ディズニー作品やその他映画の好み等について
ここは興味なければ飛ばしていただきたいのですが、筆者がどんなものを好んでいるのか・ディズニーファン具合はどれくらいなのかを一応お示ししておきます。
1937年のアニメ版「白雪姫」の好き具合
まず今回の実写版の「白雪姫」のもととなった、ディズニー長編アニメーション映画1作目である1937年の「白雪姫」は、先月初鑑賞した、言うなればにわかファンです。
最近ディズニープラスに入ったので初めて見たのですが、すごく面白かった!!
曲は素晴らしいし、ストーリーは素敵だし(ラストシーンだけ、あんなにお世話になった小人にすぐさよならするの薄情だなって思った)、絵の表現もすごすぎ!!(特に井戸の水の描き方)
さすが名作だと感じ、好きな作品に。(しかし以前見たシンデレラの方がもっと好きだった!)
ディズニーの好き具合
決してマニアではなくまだ見ていない作品ばかりですが、ディズニーはだいぶ好き!
ディズニー映画の中で好きなのは、アニメ版長編映画のシンデレラ、メリー・ポピンズ、ファンタジア2000など。
古い作品の方がよく見るし好きですが、
ディズニー全部の中だと「ミッキーマウス!」という近年の短編アニメが面白すぎて一番好きです。
👇「ミッキーマウス!」には白雪姫回もあります。
映画全体の好み
私は"名作"と呼ばれるような自分が生まれる前の古い映画、その中でもミュージカル映画が特に好きです。
すべての映画の中で一番好きなのは「雨に唄えば」。ちょうどリバイバル期間中だったので、実写版白雪姫を見た日は、白雪姫を見る前に雨に唄えばを見ました!
その他、映画の好みはこんな感じ。
- 今まで見た中で、総合的に一番面白かった映画:「スパイダーマン:スパイダーバース」(スパイダーバース1作目)
- 一番好きな映画:「雨に唄えば」
- 一番美しいと感じた映画:「アラビアのロレンス」
- 一番心に来た映画:「桐島、部活やめるってよ」(高校時代しんどかったのを思い出して、心に来すぎて、鑑賞翌日もまだしんどかった。でもそれが良くて大好きな映画)
- たびたび繰り返して観る(たぶん10回以上)映画:「マイ・フェア・レディ」、「オズの魔法使」、「雨に唄えば」
- 最近の新作映画で一番良かった作品:「ウィキッド ふたりの魔女」
本記事は、以上のような好みの持ち主である筆者が、実写版「白雪姫」を観た、個人的な感想であります!
良かったところ
ハイ・ホーの映像美
実写版白雪姫で私が一番感動したのはハイ・ホーのシーンです。
ハイホーは1937年の白雪姫の名曲ですが、この実写白雪姫でも歌われていました!
そのシーンの映像美が素晴らしかったです。1937年のアニメ版と同じように、小人たちが洞窟へ行くときに歌われるのですが、洞窟に光る宝石や、レールの上を走るトロッコなどなどが、ものすごく美しかった!!
1937年の名場面を、この2025年の最新技術でハイホーを見せてくれて・聞かせてくれて心から感動し、「ずっと見ていたい」という気持ちになりました。
ハイ・ホーのシーンには、「この映画を映画館で観て良かった」と思わされました。
しょっぱなから歌う!
これはミュージカル映画好き(と言っても古いのしか見てなくて偏りがありますが)としての感想ですが、映画の始まり方がすごく良かったです。
1937年の白雪姫と同じように本が開いて映画の物語に入っていくのですが、
物語の世界に入ったその直後に、もういきなり歌が始まりました。
この「しょっぱなからいきなり歌い出す」という手法により、「ああこれはミュージカル映画なんだな。現実とは違う、映画の世界の物語なんだな」と、気持ちをミュージカル映画の世界にスッと入り込ませることができました。
新曲もよかった!!
実写白雪姫には、アニメ版白雪姫の曲ではない新曲もあり、新曲の中にも聞きごたえのある曲が多くありました!
日本語吹き替え版で見たのですが、女王様が歌う曲が素晴らしかったです!!!
あんまりだったところ
思ってた白雪姫ではなかった
実写白雪姫を観終わった後の一番の感想は、「白雪姫がキスで目覚めた後の展開が思ってたのと違いすぎて衝撃」というものでした。
1937年の白雪姫は、女王が変身した老婆に渡された毒リンゴを食べて死んでしまったかと思われた白雪姫が、王子様のキスによって目覚め、王子様と共に幸せに暮らすために小人に別れをつげて去っていく、という幸せな結末を迎えます。
しかし実写白雪姫は、まずそもそも王子様が出てこず、白雪姫は、山賊のボスの若者・ジョナサンと思いが通じ合っていきます。
そのジョナサンのキスによって白雪姫は毒リンゴによる眠りから目覚めるのですが、
その後ジョナサンと結ばれて終わりではなく、白雪姫は女王の悪政を止めるため、自ら女王のもとへ向かいます。
思ってた白雪姫と違いすぎて、「ウィッシュ始まった???」という気分になりました。
最初は「Xでボロクソ言われているほどひどい作品じゃないじゃん!」と楽しんでいましたが、「ディズニーの白雪姫を見に来た」という心持ちで見ていたので、キスで目覚めた後から「なんじゃこれ?」という気持ちになり、急激に全然好きではなくなってしまいました。
また、王子様がいなかったのも、「思ってた白雪姫と違う」というのにつながりました。
アニメ版白雪姫の名曲「いつか王子様が」が歌われないというのは事前に見聞きしていましたが、王子様がいないので歌われないのにも納得。(でも、歌詞なしで鼻歌でハミングしているシーンはありました!)
王子様がいない白雪姫に「いつか王子様が」を入れるのはおかしいので、歌わなかったのはそりゃそうだと思うのですが、
全曲新曲ではなく、ハイホーなどのアニメ版の曲も使われていたため、実写であっても「ディズニーの白雪姫」なんだから「いつか王子様が」を聞きたかった、という気持ちにも。
それと同時に、「王子様を待つ白雪姫」というプリンセス像はダメなのかな?という感情を抱きました。
「王子様を待つプリンセス」が現代では時代錯誤であったとしても、1937年の白雪姫をこの現代に見て、ステキなプリンセスだと私は感じました。
もし、新作映画でそのような像がまったく描かれなくなるのだったらそれは嫌だな、この現代の世の中でも、現代的な強い女性像だけでなく、1937年の白雪姫のようなプリンセスの物語も否定されないでほしいな、という気持ちになりました。
中途半端なリメイクだった気がする
「記念すべきディズニー長編アニメ1作目の『白雪姫』という作品の、同じディズニーによる実写版」だと思わなければ、"現代の新しい童話"としてもっと楽しめていたのかもしれません。
しかし、新曲だけでなくアニメ版の名曲も使われていたり、白雪姫のドレスのデザインがアニメ版と同じだったりしたため、やっぱり「1937年の白雪姫の実写化を見ている」という意識が強くなって、上述のような「思っていた白雪姫と違う」(=1937年のアニメ版白雪姫と違う)ということによる残念感が生じ、「現代のディズニーによる新しい白雪姫」というよりも「原作改変しすぎの白雪姫」という残念な気持ちの方に寄ってしまいました。
ハイホーがあまりにも良すぎたので、他の場面全体にについても1937年の白雪姫を2025年の技術で見せて欲しかったし、
それか逆に、全部新曲にして、"新しい現代の白雪姫"として見せてほしかったです。
1937年の白雪姫を実写化しているんだかそうでないんだかが中途半端な気がしました。
余談ですが、映画を見ながら、ポケモンのダイパリメイクのことが頭に浮かんできました。自分はポケモンはダイパ世代ですが、ダイパリメイクはあんまり面白くなく感じてレジェンズアルセウスの方が好き。でもダイパリメイクとしてブリシャイじゃなくてアルセウスを出されたら、アルセウスのこと絶対嫌いになるだろうな、とか思いました。
ツッコミどころが気になる
実写版白雪姫は、内容にツッコミどころが結構あったところも気になりました。
特に城の警備がずさんすぎ!!
ジョナサンが女王の命令で白の門に縛られているところを白雪姫が縄をほどいて助けてあげるのですが、その間まったく女王の部下に見つからず。見張りいないのかよ、と思います。
また、地下牢に鎖でつながれた際には、頑張って力任せに引っ張ったら鎖をとめる金具が外れました。ちゃんとメンテナンスしよう!
このように、いろいろツッコミどころが存在し気持ちが映画の世界に入っていかないことがあり、そこはだいぶあんまりに感じました。
おわりに
このように、良かった場面がはあったものの、1937年のアニメ版白雪姫のことが頭にあると残念に感じる場面が多く、そうでなくともツッコミどころがあったりして、全体的な感想としては「あんまり好きじゃない」となりました。
以上、お読みいただきありがとうございました!
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