先日書いた、こちらの👇
アナゴの名産地である我が街・大阪府 泉南市での、アナゴ料理は「天ぷら」が定番で、
さらに、そのアナゴの天ぷらは、天つゆや塩で食べるのではなく、「ネギのせ醤油がけ」が泉南スタイル、超おいしい!
ということを伝えた記事が、
たくさんの方々にアクセスいただいているようで、とても嬉しい!
と思ったと同時に、
こういう「アナゴの天ぷら・ネギ&醬油」みたいな、その地域ならではのおいしい料理やおいしい食べ方が、全国津々浦々存在してるんだろうな~と想像。
それをぜひ知りたいと思ったので、「あなたの地域の料理を教えてください!」という、お題を作成しました!!
👆お題ページはこちら。
こんな郷土料理があるよ~とか、
さっきのアナゴの天ぷらネギ醬油みたいな、他の地域でも存在している料理を、うちではこういう食べ方するよ~
みたいなのを、ジャンジャンお教えいただけると嬉しいです!!
私も一つご紹介。
アナゴの天ぷらと違って、たぶん他の地域にはないであろう、
「じゃこごうこ」という、泉南市を含む、大阪の南のほうの海側の地域である「泉州地方」の郷土料理です。
これは、水ナスの古漬けと、海老じゃこ、そしてショウガを、しょうゆやみりんなどで甘辛く炊いた料理です。
と説明したものの、説明文中の「水ナスの古漬け」と「海老じゃこ」が謎ワードであると思うので、この二つについてさらに解説。
まず、水ナスの古漬け。
水ナスとは、泉州地方で栽培されている、丸っこい形をしたナスビであり、「水」の名前が表すように、水分が豊富でとってもやわらかくみずみずしいのが特徴!!
JA大阪泉州の水ナス解説ページがわかりやすいのでぜひ👇(外部リンク)
その水ナスを、ぬかに長期間漬け込んだのが、「水ナスの古漬け」です。
続いて「海老じゃこ」。泉州地域では、小さい海老のことを「海老じゃこ」と呼びます。
海老の入ったちりめんじゃこ等を指しているのではなく、「小エビ」のことを指す言葉なのです。
泉州の郷土野菜・水ナスのぬか漬けと、小エビを、ショウガ・醤油・みりんなどで甘辛く炊いた料理が、「じゃこごうこ」ってわけです!!
そんなじゃこごうこ、農林水産省の、郷土料理紹介サイトに写真やレシピがありました!!
👇上のじゃこごうこの写真を掲載している、農林水産省のページ(外部リンク)
👇農林水産省のウェブサイトの使用等のルールについて示されたページ(外部リンク)
(農林水産省のウェブサイトのコンテンツ、自由に使えるんですね。知らなかった!!)
そんな我が町の郷土料理じゃこごうこ、実は私は、小学校の給食でしか食べたことがありません!!!
小学校の給食では、教育もかねて、地域の郷土料理をいろいろと出してくれたのですが、その中のひとつがじゃこごうこ。
でも、ぬか漬けって小学生の人気メニュー上位に入るわけがないので、じゃこごうこは、わりと不人気のメニューでした。
私は、「好きじゃないけどたまに食べるなら良いかな」ぐらいの感想を抱いており、大好きにはならなかったので、小学校の給食をラストに、今まで食べていません。
じゃこごうこって、地元の店とかで完成品が売ってたりするのかしら?
見つけたら久々に食べてみようかなと思います!
じゃこごうこ、なんとも不思議な言葉の響きで、小学生のころからずっと、意味がよくわからないままだったのですが、
先ほどリンクを貼った農林水産省のサイトに、
じゃこごうこは、海老じゃこの「じゃこ」と、お漬物を意味する「こうこ」が合体して、「じゃこごうこ」だ、という名前の由来が!!
たしかにお漬物のこと、「おこうこ」とか言いますね。
「じゃこ」は、『海老じゃこ』という言葉を使う者としてわかるとして、「ごうこ」って何よ!?とずっと思っていたので、スッキリ!! とても勉強になりました!!
以上、我が街・大阪府泉南市の郷土料理、「じゃこごうこ」のご紹介でした!!
お読みいただきありがとうございました!