ゴッチャンポッチの、その他もろもろ

趣味に関する記事を色々と書いています。

地名が出てくる映画の曲リスト

曲の歌詞の中に、どこか地名が出てくると、その場所に想いを馳せられて、ロマンを感じます。

映画の挿入歌のうち、ある土地が歌詞に出てくるものを、個人の趣味として以下にリストしておきます。
当てはまる曲を見つけ次第、更新予定です。
 
 
現在この記事に記載している曲のタイトル一覧
(最終更新日:2024年5月1日)
 
作詞はフレッド・エッブ、作曲はジョン・カンダー
 
フランク・シナトラの歌唱で有名なこの曲。
 
1977年公開の、マーティン・スコセッシ監督、ライザ・ミネリロバート・デニーロ主演の、曲名と同じタイトルの「ニューヨーク・ニューヨーク」の中で歌われています。この曲は映画の中で何回か歌われ、ピアノでのメロディーだけも流れたりしますが、終盤近くでのライザ・ミネリによる熱唱は圧巻!!! ただただ聞き入ってしまいました。
 
この映画、サブスクにないかなと思って探してみたけど、私の入っているサービスでは見つからず。でも、幸運なことに、大学の図書館に映像資料としてVHSが所蔵されていました。やった!🙌 ビデオテープ、幼稚園ぶりぐらいに操作したなあ。
 
ちなみになんですけど、「雨に唄えば」で歌われている曲が、この映画でも一曲歌われていて、オープニングの挿入歌メドレーの中にもその曲のメロディーが含まれており、この映画で出てくるなんて知らなかったのでビックリしました。
 
 
 

ニューヨーク・ニューヨーク 踊る大紐育より)

上記の曲と同名ですが、全然違う曲。
作詞はベティ・コムデンアドルフ・グリーン(「雨に唄えば」の脚本家コンビでもある!)、
作曲はレナード・バーンスタイン(ミュージカルだと、「ウエストサイド物語」とかで有名ですね)です。
 
踊る大紐育(おどる だいニューヨーク)は、ジーン・ケリースタンリー・ドーネンが監督(こちらもまた、「雨に唄えば」の監督コンビだ!)、
ジーン・ケリーフランク・シナトラ、ジュールス・マンシン アン・ミラー、ベティ・ギャレット、ヴェラ=エレンらが出演しています。
 
踊る大紐育はニューヨークに上陸して休日を楽しむ水兵さんの話で、この曲は、水兵さんたちがニューヨークの港に降り立ってウッキウキで街へと向かう、冒頭シーンで流れます。聞いてるこちらもウッキウキになります。
 
ニューヨークでロケがおこなわれたそうで、ニューヨークの名所がいろいろ映ります。
 
 
ニューヨークを漢字で「紐育」と書くこと、この映画で初めて知りました。
ちなみにドラマの「踊る大捜査線」のタイトルの元ネタの一つは「踊る大紐育」であると、いろんなサイトで見かけました。
 
さらにちなみになんですけど、ジーン・ケリーフランク・シナトラ、ジュールス・マンシンの三人組は「私を野球につれてって」というMGM映画に、
さらにケリーとシナトラのペアは錨を上げてというMGM映画にも出ています。
錨を上げて」では、MGMアニメのキャラ(今はワーナーですけどね)の「トムとジェリー」のジェリーが、ジーン・ケリーと一緒にダンスしてます! めっちゃかわいいので、みなさん見てください。
 
 

サンフランシスコ 「桑港」より)

 
↓こちらの記事でも書いております「桑港」から、「サンフランシスコ」です。
 
 
楽曲「サンフランシスコ」、作詞はガス・カーン、作曲はブロニスラウ・ケーパーとヴァルター・ユルマンです。
 
映画についての詳しい私の感想は、上のリンク先をご覧ください。
雨に唄えばで知った「Would You?」目当てにこの映画を見ましたが、ジャネット・マクドナルドのこの歌の熱唱は素晴らしく、見終わった後はこの曲の方がずっと頭に残っていました。
 
サンフランシスコを「桑港」と書くのも、この映画で知りました。
 
利用している音楽配信サービスに、ジュディ・ガーランドが歌っているバージョンもありました!(知ってる方も多いと思いますが、ニューヨーク・ニューヨークライザ・ミネリのお母さんがジュディ・ガーランドです。)
 
 
 

ブロードウェイ・メロディー 「ブロードウェイ・メロディー」より)

1929年の、ハリー・ボーモント監督の「ブロードウェイ・メロディ」では、チャールズ・キングが歌っています。
雨に唄えば」ではジーン・ケリーが歌唱。
 
 
歌詞から、ブロードウェイのショービジネスの華やかさや、「明るくなくっちゃ」感に想いを巡らせることができますね。
 
ブロードウェイ・メロディーについて、こちらの記事にも書きました。よろしければお読みください。↓
 

Bonjour, Paris! 「パリの恋人」より)

「パリの恋人」という、パラマウントミュージカル映画で歌われています。
1957年公開、監督スタンリー・ドーネン(私のブログで毎度おなじみ!)、オードリー・ヘップバーンフレッド・アステア主演の映画です。
 
Bonjour, Paris!」は、オードリー・ヘップバーンフレッド・アステアと、ケイ・トンプソン演じる登場人物たちが、アメリカからパリへやって来て観光しまくるシーンで歌われます。
作詞者と作曲者についていろんなサイトを調べてみたところ、確信をもってご紹介することはできず、おそらくの情報になってしまうんですけど、作詞はレナード・ガーシュ、作曲はロジャー・イーデンスです。
 
この映画、最初の方に、「これからの新時代、女性はピンク色!」ということを提案するシーンがあるんです。
今よりほんの少し前の時代まで、「ピンクは女性の色」というかなり強いイメージが社会に蔓延していたと思うんですけど、「ピンク=女性」が当たり前でなく、逆に画期的なことだった時代が存在していたんだなあと、すごく心に残りました。
 
 

八十日間世界一周のテーマ (八十日間世界一周より)

八十日間世界一周、まだ見れていないんですが、有名なこのテーマ曲は知っていて好きなのでリストに載せておきます。
日本では、サッポロ生ビール黒ラベルの、大人エレベーターのCMに用いられていますね。
 
作詞ハロルド・アダムソン、作曲はヴィクター・ヤング。(ステラ・アンガーという方も関わっているという情報がネットを検索していると出てきたのですが、作詞なのか作曲なのか、どういう関わり方なのかがはっきりわかりませんでした。ごめんなさい。)
 
ひとつの場所について歌ってるわけではないですが、アイルランドのダウン県、ニューヨーク、パリ、ロンドンという地名が出てきます。
 
 

ステキじゃない?Wouldn't It Be Loverly?)(「マイ・フェア・レディ」より)

You're All the World to Me (「恋愛準決勝戦」より)

 
恋愛準決勝戦で、アステアが部屋の壁を重力無視して駆け回るダンスの時に歌っているYou're All the World to Meでは、世界中の素敵な場所の地名が出てくるのですが、そのうちの一つが「カプリ」。イタリアの島ですね。
そしてマイフェアレディのWouldn't It Be Loverly?でも、「カプリ」という言葉が出てきます。
全然違う映画の2曲に共通して出てくるなんて、カプリはどれほど素晴らしい場所なんだろうと思うけれども、どちらも作詞がアラン・ジェイ・ラーナーなので、ラーナーがめちゃくちゃカプリ好きなのかも!